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60歳以上の目

senior-eyes一生懸命に仕事をしてきたあなたも、やっと自分に目を向けられる年代に。友人や孫たちと過ごしたり、本を読んだり、ゴルフを楽しんだりできる時。以前と変わらない十分な視力を維持したいものです。

視力は年齢とともに変化してくるのが実情です。時には著しい変化を経験する場合もあります。でも、だからと言って必ずしもライフスタイルが損なわれるわけではありません。

加齢とともに定期的な 眼科検診がさらに重要になってくるのはこのような理由からです。必ず眼科医のもとを訪れ、潜在的な目の心配ごとを把握しておくことが重要です。適切な知識を得ることで、トラブルの徴候を認識できるだけでなく、視力を脅かすおそれのある疾患の進行を遅らせることができる場合もあります。

 

あまり知られていませんが、他に健康上の問題も丈夫な視力に影響を及ぼすおそれがあります。特に、糖尿病や高血圧によって視力にトラブルが生じる可能性があり、これらの病気を治療しないまま放置するとその可能性は高くなります。眼科検診では、自分の抱えている現在の健康上の問題や家族歴をすべて医師に伝えてください。担当の眼科医が詳しく把握していればいるほど、今後の視力の保護に役立ちます。

運動や食事、休養も長期にわたる目の健康の維持に役立ちます。運動によって血液循環がよくなるため、目に行き渡る酸素濃度が高くなり、毒素の排出も改善されます。抗酸化物質の豊富な食べ物を摂り、十分な休養を心がけましょう。研究の結果、抗酸化ミネラルやその他のビタミンはフリーラジカルの増加を抑制し、関連疾患の進行遅延や予防に役立つことが実証されています。フリーラジカルは不安定な分子で、放っておくと目の細胞を損傷させ、白内障や加齢型の黄斑変性(AMD)など、深刻な目の病気につながるおそれがあります。