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実は、近視や遠視の方が乱視を併せもつことは、決して珍しいことではありません。 例えば、本を読んでいたらなぜか一行とばして読んでしまった、駅の電光掲示板がブレて数字が認識しづらかった、目が疲れやすく肩が凝りやすい…など、心あたりありませんか? もしかしたら、「乱視」かもしれません。
目はカメラのような構造になっていて、色や形を光の情報として取り入れます。「虹彩」はカメラの絞り、「水晶体」はレンズ、「網膜」はフィルムに相当し、「物を見る」ことができます。 正常に物を見ることのできる「正視」は、この「網膜」上に焦点を正しく結ぶことができる状態を言います。
角膜の形がラグビーボールのようにゆがみ、縦と横のカーブが異なっています。そのため焦点がズレて、物が二重に見えたり、にじんで見えます。近くのものも、遠くのものも正しくピントがあいません。
※見え方には個人差があります。
※写真は乱視の見え方と、乱視用レンズを使用した際の見え方のイメージを伝える為のシミュレーション画像です。 実際にコンタクトレンズを通して撮影した写真ではありません。