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子どもの眼科検診

視力に問題がある子どもは、未就学児では20人に1人、就学児では4人に1人います。目の問題の多くは幼児期に起こるので、子どもが適切な眼科検診を受けるということはとても大切なことです。視力が弱いと、学習能力や運動のパフォーマンスから、自己評価にまで悪い影響を及ぼします。目の状態をそのままにしておくと、さらに悪化し、もっと深刻な問題を引き起こす可能性があります。そのため、子どもの視力を守る秘訣は、何よりもまず定期的な眼科検診です。

child-eye-exam眼科医によっては、既にお子さんの視力を検査しており、物に注目しているか、色を認識しているか、奥行きや大きさなどを知覚しているかなどを判定している可能性もあります。子どもの目に通常とは異なる状態が見られた場合、眼科医による綿密な眼科検診を受けるよう勧められます。

いずれにしても、子どもは専門医による総合眼科検診を受ける必要があります。時期としては、生後6か月、3歳、就学前、そしてその後は2年ごと、または医者の勧めに応じて、ということになります。眼科医は、視力矯正が必要かどうかを判定し、一般的な目の病気の有無を確認します。

お子さんの眼科検診の予約

眼科検診を予約し、当社が用意したチェックリストに必要事項を記載してください。眼疾患の中には遺伝性のものも少なくないので、ご家族の中に目の病気をお持ちの方がいる場合は、眼科医または眼鏡店の担当者に伝えてください。

眼科医または眼鏡店の担当者の検査の中には、小児科医が行った検査と同じものもありますが、重要な検査もいくつか追加されています。

  • 視力の矯正 瞳孔を拡張させる点眼薬を何滴か差し、子どもの眼の奥(眼底)をよく調べます。この検査では、近視遠視乱視の有無を見ます。点眼薬の効き目は45分です。また、その後しばらく、子どもの視野がぼやけ、光に対して過敏な反応が見られます。眼科医は、検影器と呼ばれる装置を使って光を動かし、瞳孔に映った状態を確かめます。その光の形によって、子どもの視覚に矯正を必要とする問題があるかどうかを判定します。

  • 眼球内部と眼底 子どもの目の瞳孔を開いて光を弱めたら、検眼鏡と呼ばれる特殊な装置を使って、眼底にある網膜や視神経を検査します。多くの眼疾患では、最初の兆候がここで現れます。

  • 特定の問題に対する検査 それ以外にも、斜視や眼球振とうなど、子どもの目に関して心配がある場合は、医者にその旨を伝え、それに応じた検査を受けてください。