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ぶどう膜の病気

ぶどう膜炎(ぶどうまくえん)
ぶどう膜炎とは、ぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜)に生じる炎症性疾患の総称です。原因によって細菌やウイルスによる感染性と自己免疫による非感染性があります。前部・中間部・後部ぶどう膜炎の3つに分類されます。
虹彩炎・毛様体炎(こうさいえん・もうようたいえん)
前部ぶどう膜炎の代表的なもので、虹彩および毛様体が炎症を起こし、腫れたり充血したりする病気です。治療が遅れると、虹彩と毛様体が癒着して緑内障の原因になることがあるので放置は禁物です。
原田病(はらだびょう)
両目に急性びまん性ぶどう膜炎を発症し、網膜剥離を起こして急激な視力低下をきたします。目の症状以外に髄膜炎、内耳症状、皮膚症状を伴う病気です。
ベーチェット病
ベーチェット病は皮膚、粘膜、ぶどう膜を侵す炎症性疾患で、青壮年期における失明の原因疾患です。一般に目の症状より先に皮膚、粘膜症状がみられます。
サルコイドーシス
リンパ節を含む諸臓器に腫瘍状の塊(結節)ができる病気で、その一つとしてぶどう膜炎を起こします。患者の60~70%に前部ぶどう膜炎と後部ぶどう膜炎が合併します。