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遠視とは網膜上に結ぶはずの像が、網膜より後ろで焦点を結ぶため、はっきり見えない状態をいいます(図12)。

図12:遠視眼

近くが見えなくて遠くが見えるということではなく、近くも遠くもぼやけて見える状態になっています。ただ軽度の遠視は水晶体の調節をすることによって遠くを見ることができます。無理に見るため眼精疲労になります。 幼児は通常、眼球が小さくて眼軸が短いために遠視の傾向にありますが、中等度以上の遠視では無理しても物がはっきり見えず、弱視になることもあります。 就学前の子どもで、本を読んだり絵を描いたりといったことに集中できないような場合は、検査を受けることをおすすめします。 遠視は、凸レンズの眼鏡やコンタクトレンズを使って矯正を行います(図13)。

図13:遠視の矯正