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見え方の症状

目が見えにくい
「目が見えにくい」という症状があるときに考えられる原因には、近視や遠視といった屈折異常のほかに、白内障や緑内障でも起こります。また、糖尿病網膜症や加齢黄斑変性にもみられる症状です。
夜になると目が見えない
ビタミンAの欠乏が原因の夜盲(いわゆるとり目)は、今ではほとんど見かけなくなりました。先天性の難病である網膜色素変性では小さいころから夜盲がみられます。
見えないところがある(視野欠損)
視野欠損は視野の中に見えない箇所がある状態をいいます。視野欠損は、さまざまな目の病気から起こりますが、緩やかに進むことが多く、また両眼で見ていることで欠損がカバーされるために、発見が遅れることも少なくありません。
物が小さく、歪んで見える
中心性漿液性脈絡網膜症では中心暗点のほかに、物が歪んで見える、暗く感じる、物が小さく見えるなどの症状が現れます。40代に多くみられる病気ですが、50~60代にみられる加齢黄斑変性でも、ものが歪んで見えます。
目の中に光った物が見える
光はいつも見えるのか、周囲が暗くても明るくても見えるのか、大きさ、光の来る方向、見えている持続時間などによって、原因疾患が異なります。
目の中に虹が見える
目の中に虹が見える(虹視症)ということは、眼内で光が乱反射を起こしていると考えられます。角膜が炎症を起こしているときや緑内障の一症状としてもみられます。
目がかすむ
かすみ目は視力低下や疲れ目の一症状として現れます。加齢に伴って起こってくる老眼や白内障ではとくによくみられる症状です。視力にあっていない眼鏡やコンタクトレンズを使っていてもかすみ目が起こります。
視野が狭くなる(視野狭窄)
視野の周辺から中心に向かって、視野が狭まってくる症状です。緑内障でよくみられる症状で、これに加えて視野が欠ける視野欠損も起こります。
眼前にちらちらするものがある(飛蚊症)
目の前にごみ、蚊、糸くずのようなものが飛んでいて、あちこち動いて一定しない、といったことは近視の強い人や加齢とともに現れてくる症状で、この場合はそれほど心配する必要はありません。しかし、急にひどくなったときは受診が必要です。
物が2つに見える(複視)
両目で見たときに複視が現れるのは両目の視線が一致していないことが原因で、眼球を動かす外眼筋の麻痺が疑われます。また、片目で見たときに複視が起こるときには眼球内の異常が考えられます。
色の区別がつかない
色の区別がつかない色覚異常の多くは先天性のものです。後天性のものとしては、色の識別をする細胞がある網膜の障害で起こる加齢黄斑変性の重症例で見られることがあります。
物に色がついて見える
物に色がついて見える色視症はまれな症状で、白内障の手術後や、ある種の薬物中毒、アルコール依存症などで起こります。症状が続くときは受診する必要があります。