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まぶたが腫れる、目が腫れる

目が腫れるといった場合、一般的にまぶたの腫れを指しますが、まれに眼球自体が腫れている場合があります。

まぶたの腫れ

睡眠不足や過労、うつぶせに寝ていた後などにまぶたが腫れるのは心配いりません。もっとも常にまぶたが腫れてむくんでいて、手足にもむくみがあるようなら、目以外の疾患が原因のこともあります。一度内科を受診しましょう。
麦粒腫(ものもらい)ではまぶたの腫れと発赤、痛みが起こります。
霰粒腫は目に脂を出すマイボーム腺が詰まって炎症が起こりますが、多くはまぶたの腫れだけで、痛みはありません。まぶたの腫れの下にはしこりがあり、徐々に大きくなります。小さいものでは自然に消えていきますが、多くは切開して内容物を掻きだしてもらいます。高齢者で何度も繰り返すようなら、まぶたのがんの可能性もあるので注意が必要です。
そのほか、ヘアカラーや化粧品などでアレルギーを起こした場合や帯状疱疹が顔面に出た場合にも、まぶたが腫れることがあります。帯状疱疹は右側か左側どちらか一方にピリピリ感を伴う発疹が複数個、かたまって出ます。これは日頃は神経節に隠れている帯状疱疹ウイルス(水疱ウイルスと同じもの)が、体力が低下したときに暴れて症状を起こすもので、発疹に気づいたらすぐに受診して抗ウイルス薬で治療する必要があります。早期に治療しないと、あとで神経痛が残ったり、角膜炎、視力障害などの目の後遺症を残すことがあるので、油断は禁物です。
外傷を受けたあと、まぶたの腫れとともに、物が二重に見える、視力が低下したなどの症状が現れたら、骨に異常がある可能性があります。早めに眼科を受診しましょう。
まぶたではありませんが、目がしらから鼻の付け根あたりが腫れて重苦しい感じがしたら、副鼻腔炎など、鼻の疾患の可能性があります。

目が腫れる

結膜に浮腫が現れることがあり、白目の表面にゼラチンが付着したような状態になります。多くは花粉などが原因のアレルギー性結膜炎によるもので、自然に1~2日で治ります。痛みやかゆみがあるようなら、受診してください。