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視線が一致しない(斜視)

2つの目が同じ方向を向かない状態を斜視といい、片方の目が外を向いているものを外斜視、内側を向いているものを内斜視といいます(図14)。

斜視上下が一致しないケースもあります。また、ときどき斜視になる間欠性斜視と常に斜視になっている恒常性斜視とがあります。

乳児では鼻の発達が悪くてまだ低く、斜視のように見えることがあります。これを偽斜視といいます。斜視か偽斜視かは眼科で診てもらいましょう。斜視は遠視が原因の場合は眼鏡で、それ以外は手術で治します。

大人の斜視の多くは、子どもの頃からの斜視に気づかず、例えば眼精疲労がひどくなったり、視力が落ちたりして初めて症状がはっきりと現れるケースがよくあります。ただ注意が必要なのは、斜視のために物が二重に見える症状を伴うときです。脳内に異常があったり筋肉などの病気が原因のこともあるからです。