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目のすぐれている点

ヒトの網膜には約1億3000万個の受容体があります。網膜でキャッチされた情報は100万個の神経線維を持つ視神経を通って、脳の視中枢に送られます。ヒトが得る情報の80%以上は視覚によるもので、耳や鼻などほかの感覚器官で受け取った情報のはるかに多くの情報を、私たちは目から受け取って処理しているといわれます。

網膜は発生学的に見ると、間脳が側方に突出してできた眼胞を起源としています。このことから、網膜=目は発生学的には脳の一部ということができます。

私たちは脳で見たものを処理する=理解するわけですが、ぼんやりしていたり、なにかほかのことを考えていたりすると、見ているものを意識していないことがあります。そんなときでも目は常に、外から入ってくる情報をすべて受け止めています。カメラに例えられる目の仕組みですが、カメラはシャッターを押した瞬間しか像としてとらえることはできませんが、目は自動で焦点を合わせながら画像を映し続けています。